宇都宮とその周辺の風景★

立秋だそうです。
8月8日午後4時のたったいま、窓の外を赤とんぼがすいすい。

でも、宇都宮は北関東最大の都会です♪

天うさの「お・ね・が・い」

けれど、PARCOだとか渋谷109の宇都宮店なんかの写真を撮ってもしょうもないし、ついつい緑の多い郊外の風景に目が行ってしまうんですよね~、今は。
人口45万人は、茨城県の水戸や、群馬県の高崎や前橋よりも、遥かに多いんだけど・・。


早朝のやわらかな日差しが斜めに射す


最近のはるるの一連の写真を見て、よっぽど草深い田舎町だと先入観を持つひとが居そうなもので、心配しちゃってます(笑)
すげ~、誤解されてんじゃないのかなぁ~、って。
特に、今日は思いがけないほどの自宅の近くで、わらぶき屋根の農家なんかも発見してしまったもので・・・・よけいに。

ゆるやかな棚田の夕暮れ

↑はるるの自転車で、10分ほど自宅玄関から走ったら、ゆるやかな棚田の夕暮れが、目の前に広がった。
斜めから射してくるきんいろの陽射しが、すっかりやわらかく変ってる。
2002年7月20日、小中高生は、夏休み最初の日みたいです。


ハス畑とわらぶき屋根

↑わらぶき屋根の農家に差しかかるささやかな農道の両脇が、すっかり成長した見事なハスの畑になっている。
時節柄、水はあらかた引いているけれど、足を踏み入れようとすれば、しっかりそのハスの足元はぬかるんでいる。
そう言えば「汚れた泥の中から美しく咲く花」としての『たとえ』に、よく登場する花なのだった。

少年と犬が川辺をやってきた

↑野球部の練習が終わって、大好きな犬との散歩、だろうか。
ユニフォームは、まだ汚れたままだ(笑)
この辺は、首輪からくさりを解いて、いっしょにゆっくりと歩いている飼い主も見かけるけど、とても性格も良さそうなこのワン公、なんだかぶっといゴツイくさりを付けられてる。


野球部少年と犬のお散歩

↑ただしい栃木県民、と言うすなおな表情の野球部少年と犬のお散歩。でも、近くでよくよく見ると、犬はけっこう強そう。
前足を掛けてこられて、おっ!、と思ったけど、はるるの顔をべろべろと数回舐められた(笑)だけ。
しっぽを嬉しそうに、ちぎれるほどに激しく振ってたのに、あらためて気付いた。


2002年7月20日ねこバス路線

↑ちいさな山に囲まれた棚田に沿った小川をたどってゆけば、まるで、ねこバスの停留所みたいな送電線の鉄塔が。
染め上げられて流れてゆく雲を背景に、やさしく仲間と手をつないでぼくを見下ろしていた。


佐藤さとるの長篇童話「ジュンとひみつの友達」を、今更のように思い出してしまう。
そのともだち、って言うのは・・送電線の背の高い鉄塔なのだ。


主人公の小学生のおとこのこの、やたらにメカに強いお姉ちゃんも、魅力的だったな。
こんなゆうぐれに、何時でも頼もしく、ぼくの背後にたたずんでいてくれるような気がする。
弟にとって、少し年の離れたお姉ちゃんは、とてもまぶしく見える時期があるんだろうな。
ひとりっこ、だったはるるには、想像してみるしか無かったけど。


自転車で帰宅する家のそば


銀林みのる「鉄塔武蔵野線」と言う本も、ありました。
夏休みのある日、いつも見慣れている近所の送電線の鉄塔が、いったい何処から来ているのか、とギモンを持ってしまい、その胸のモヤモヤを解決するために。
・・・ひとつづつ順番にたどって、野を越え山を越えて、とうとう発電所だか変電所だかのルーツをつきとめるために旅してしまう。
結果は、読んでからのお楽しみ、だけどね。


城山中学の裏山に日が沈む

なんと、そのいっぽんづつの鉄塔の写真までもが、洩れなくぜんぶ掲載されていた(笑)
確か、のちに作者自身の監督で映画にもなって、全国で自主上映された記憶が。
けっこう、話題にもなったと思うけどな。
公共の図書館なんかには、日本ファンタジー・ノベル大賞の受賞作品になったこともあって、必ずと言っていいくらい在庫がある作品だし。

夏の思い出がちょっぴり欲しいおとなは、読んで見るといいかもしんないな(笑)
ゆったりした気持ちになれると思う。
そして、忘れていた、あのわくわく感も♪
プレステで、「ぼくの夏休み2」をやるより、お金もかからないし・・・

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早朝、川の一面に立ち込めた朝霧の只中、家へ向かってクルマを走らせる。あたりは、成長した水田の明るい緑とうっそうとした雑木林の深い緑が混在して続いている。

水田に夕日が沈む


よく、インドネシアのバリ島のライステラスの光景が素晴らしいなんて言うけれど、あれって結局、「段々畑」なんだよな~。日本では古来、『棚田』と呼ばれているものなのに、カタカナ呼びにして、ファッショナブルにしちゃってる。

ライス・テラスでの農作業を中断☆

↑バリ島のライス・テラスの実物です(笑)ここは、観光スポットで有名な場所。

欧米のひとが日本に来て、稲作してる最中の田園風景にも感激したりしてる。これって、バリに行った日本人旅行者が「ライスフィールド」に胸を打たれてるのとまったく同じ、だよね~。ただのありふれた田んぼを見てさ~。

うつのみや郊外の水田にも黄昏が


でも、そのどこにでもある田舎の風景が、好き。
この時期、ゆうぐれどきや、早朝なんかのこの緑の中の移動は、はるるにとって涙が出るほどに美しく思える。
クルマの窓を全開にして、みどりの風の只中にあふれる思いの心と体を洗う日々。

上手く想像できないひとは、「となりのトトロ」のラストシーン近く、めいちゃんが迷子になってしまう、夏のゆうぐれどきのあのみずみずしい背景の田畑や雑木林を思い浮かべて下さい(笑)

あの、「ねこバス」が走りまわった田園風景を。

職場の屋上でくつろぐ青空うさぎ

↑北関東の今日は、ずっとこんな空でした。
うさぎのピウちゃんも、「のんびりしましょうー ぱっぱぱらっぱー♪」などと、へたくそだけど唄ってる。

帰宅すると、昨夜遅くに大阪・神戸方面から帰って来ていた配偶者が、3日ぶりに出迎えてくれた。シャワーのあとに、焼いたしゃけ、納豆と味噌汁におしんこと焼き海苔の、日本の正しい朝食。

今朝早くプールで撮ったデジカメの映像を、楽天ほむぺにUP。
近所の公園でやってるフリマにちょっと顔を出そうと誘うと、「疲れてるから、やだ」と配偶者に断られる。で、ひとりで小1時間ばかりフリーマーケットをひやかしに行ったら、同じブースで昔のアウトドア仲間に会う。すっかり、禿げていた・・・・・・・。お若いのに☆

新品同様のマウス、10円。
3.5インチフロッピー10枚120円。
プラス・マイナスのドライバー・セット40円。
合計170円ぶん、買う。

お昼に、冷やし中華でもつくろうか?
と、配偶者が言うので、君は疲れてるだろうから外に行こうと提案する。
どうせムスメは演劇のクラブ活動で朝から出掛けていて、夕方まで帰らないし。

3月27日のうつのみやの空


久々にドライブ・デート。
少し足をのばして、山の中腹にある有名なお不動さまの門前茶屋が軒を連ねる処へ。

配偶者が友人からすすめられたという「ももばたけ茶屋」に入る。
硝子窓に面して、ぼくらの全身がみどりいろに染め上げられるような、眺めの良い奥行きの深い庭に面した席に着く。
天ぷら、山菜、月見、けんちん、ざる・・・蕎麦なら何でも600円均一。どうなってるんだろ?!
いも串、おでん、名物だんご、清酒、ところてん・・・こちらは、全部300円均一。ほんとに、どうなってるのか?!

二合入りの冷酒を注文したら、済まなそうに「600円になってしまいますけど、よろしいですか」と尋ねられる(笑)もちろん、うれしい。

最後に食べた名物のだんごは、まさにホンモノの出来たてで温かく、あまりにほくほくと柔らかくて、だんごと言うより、つきたてのあんころもちのようだった!酒気帯び運転にならないように、しばらく時間をかけて人影の少ないお不動さまの境内を、手をつないでお参りする。

みち

そのあと、さらに緑の深い森林公園に久しぶりに足を伸ばして、アイスクリームを食べて、スーパーに寄って食料品などを買いだめしてから帰宅。

少しだけクーラーをかけた部屋でしばし、ふたりともうたたね。
そうする内に、ゆめがクラブ活動から戻って来る。
コスメ商品をおねだりされた配偶者は、ゆめと買いものに行ってしまう。

残されたはるる、ちょっとぱそこんの前に。

道の向こうまで青い麦畑つづく

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はるるの家の近所の風景

↑はるるの自宅から、ちゃりんこで5分くらい走った場所で眺めた。
ほれぼれするような、ゆったりとした夕暮れでした・・・


ゆうぐれうさぎ

↑ぱちんこやさんのうしろにある水門にたたずむ。たそがれに、何故か深刻な顔してひとりの「ももさん」なのだ←ぱすちゃんさん命名!


夕映えの流れ

↑あかねに染まった流れの音を聴いていると、ほたるがひとつ。


夕映えの虹が出た☆2002年11月27日午後4:00

↑宇都宮の上空に、場違いなくらいにおおきな虹が架かりました。

さとやまの周辺☆

終らない夏を追いかけた↑デジカメ映像アルバムはこちらから。

もっと足りない!というひとには宇都宮の紅葉の最新映像もある・・
花嫁衣装さんのHPにジャンプ!してね(笑)
 ↓

♪はるる20さんの写真館♪



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